第 1 回 材料研究会のご案内

現在、線材化の研究・開発が進められている超伝導材料としては、ビスマス系やイットリウム系などの高温酸化物超伝導材料が有名ですが、 その他にも金属系のMgB2や古くから研究されているNb3Alもあります。これらはそれぞれに魅力的な個性があって、現段階ではどれが最も有望であるか、 それぞれどのような応用に適しているかなど、断言することはできません。そして忘れてならないのが、既に実用化されている大先輩であるところのNb-TiとNb3Snです。 そこで本ワークショップでは、これら材料の線材開発をリードされている専門家に、それぞれの超伝導線材の現状と魅力を、さらにその将来展望を語っていただくことにいたしました。 さらにパネルディスカッションでは講師のほか様々な立場の方々にも加わっていただき、超伝導産業を創出するための線材の高性能化の可能性や今後の展開を議論する予定です。 またワークショップ終了後、個別の議論の機会として懇親会を企画しております。皆様奮ってご参加下さい。
 なお、本研究会は(社)未踏科学技術協会超電導科学技術研究会ワークショップと合同で開催いたします。

研究会テーマ:

超伝導線材オールスターズ −開発・応用動向と高性能化の可能性−

日  時:

2010年6月16日(水) 13:00 〜 18:00 終了後懇親会あり

場  所:

東京大学 本郷キャンパス 武田ホール(武田先端知ビル)
〒113-0032 東京都文京区弥生2-11-16

参加費:

低温工学協会員/材料研究会員:1,000円、資料代2,000円

未踏科学技術協会員/超伝導科学技術研究会員:無料、資料代2,000円

学生:無料、資料代2,000円

一般:2,000円、資料代2,000円


懇親会:2,000円(一律)

プログラム:

 

13:00-13:10 開会の挨拶 前田 敏彦 (材料研究会委員長)
座長 前田 敏彦 (高知工大)
13:10-13:40 NbTi線材 田中 靖三 (元 国際超電導産業技術研究センター)
13:40-14:10 Nb3Sn線材 宮崎 隆好(神戸製鋼所)
14:10-14:40 Nb3Al線材 竹内 孝夫(物質・材料研究機構)
14:40-15:00
休憩
座長 熊倉 浩明 (物質・材料研究機構)
15:00-15:30 Bi系線材 林 和彦(住友電気工業)
15:10-16:00 RE系線材 飯島 康裕(フジクラ)
16:00-16:30 MgB2線材 和久田 毅(日立製作所)
16:30-17:50 パネルディスカッション 司会: 松本 要 (九州工大)


話題: 超伝導産業を創出する超伝導線材の高性能化の可能性と将来展開
  パネリスト: 木吉 司(物質・材料研究機構)、長嶋 賢(鉄道総合技術研究所)
  堀上 徹 (元 国際超電導産業技術研究センター)、柳 長門(核融合科学研究所)
  + 講演者6名

 

17:50-18:00 閉会の挨拶 下山 淳一 (超伝導科学技術研究会長 )
18:00- 懇 親 会 <武田ホール前 ホワイエにて>

 

問い合わせ先:


 九州工業大学大学院 工学研究院 物質工学研究系 松本 要
 TEL:093-884-3366 FAX:093-884-3377 
 e-mail:matsu★post.matsc.kyutech.ac.jp

社団法人 未踏科学技術協会 超伝導科学技術研究会
担当 大貫  Phone: 03-3503-4681 Fax: 03-3597-0535
  e-mail: fsst★sntt.or.jp  ★を@に変えてください

参加申込はここをクリック


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