2008年度 第1回超電導応用研究会シンポジウムのご案内
近年,国際宇宙ステーションの建設や月周回衛星「かぐや」の打ち上げ成功など, 我が国の宇宙開発における貢献には目をみはるものがあります。また,宇宙の謎 を解明し人類と地球のルーツを探るための多様な宇宙観測や惑星探査も精力的に 行われています。一方,宇宙空間の背景温度は3 K程度と言われており,太陽光を 受けていない空間では極めて極低温環境であることから,その空間に超電導材料 を持っていけば超電導状態が自然と発現します。さらに,すでに宇宙応用分野に おける低温工学の果たしている役割は広く知られています。本シンポジウムでは, 我が国の宇宙技術開発を牽引している(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)にお いて,宇宙応用と超電導・低温技術の切り口から第一線の研究者にご講演頂きます。 どの講演も大変興味深く,また宇宙のロマンの中で超電導・低温工学が役立っている ことを実感して頂けます。また,JAXA相模原キャンパスの見学会も企画しましたの で奮ってご参加ください。
記
テーマ: 超電導・低温技術と宇宙応用
日時: 2008年7月10日(木) 13:00−17:00
場所: 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパス 新A棟2階会議室
(〒229-8510 神奈川県相模原市由野台3-1-1)
交通案内: JR横浜線淵野辺駅から:淵野辺駅 2番乗り場「36,37淵野辺駅」行き循環バス「市立博物館前」
下車,徒歩2分(乗車時間約10〜15分)
小田急線相模大野駅から:相模大野駅 5番乗り場「02相模原駅」行きバス「宇宙科学研究本部入口」下車,
徒歩5分(乗車時間約20分)
参加費:(資料代):2,000円
プログラム:
13:00−13:05 開会挨拶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | |
超電導応用研究会委員長 |
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13:05−13:45 天文ミッションと冷却技術・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | |
中川貴雄教授(JAXA) |
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13:45−14:25 再突入飛行における磁気シールド効果について(暫定)・・・・・・・・ | |
安部隆士教授(JAXA) |
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14:25−14:35 休憩 | |
14:35−15:15 超電導コイルを利用した宇宙機推進システム−磁気プラズマセイル−・・ | |
山川宏教授(京大), 船木一幸准教授(JAXA) |
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14:35−15:15 宇宙用冷凍機開発の現状と今後の課題(暫定)・・・・・・・・・・・・・ | |
大塚清見氏(住友重機) |
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16:00−17:00 見学会 |
オーガナイザ:船木一幸(JAXA),長嶋賢(JR総研),中村武恒(京都大学)
※ ご参加頂ける方は、事前に下記宛ご連絡をお願い致します。問合せ・事前連絡先: 京都大学大学院工学研究科電気工学専攻 中村武恒
〒615-8510 京都市西京区京都大学桂一番地
TEL 075-383-2221 FAX 075-383-2224
E-mail tk_nakaの後に半角の@をつけて kuee.kyoto-u.ac.jp
#SPAM防止のため記述を変えています。