液体水素タンクの空気リークによる真空劣化を模擬した長時間実験

Long term experiment of simulated experiment of air leak to vacuum insulation in liquid hydrogen tank


高田 卓, 濱口 真司, 鷹見 重幸 (NIFS), 小林 弘明 (JAXA), 武田 実 (神戸大), 前川 一真 (神戸大)


Abstract:筆者らは液体水素タンクに使用される真空断熱層がシールオフバルブの経年劣化等を原因に、空気が混入した際にどのように真空劣化が生じるかについて知見を得る為、液体水素槽に真空チャンバーを沈めた実験系で模擬実験を進めてきた。混入した空気は, ほぼすべての成分において真空槽の壁に吸着され、僅かに残る不凝縮成分により圧力が上昇する。これまでの実験では、1日8時間程度で実験を遂行しており、液面変化の効果や長時間にわたって比較的大きなガス量を入れる実験をできていなかった。今回は約20時間~3日間という比較的長時間の実験を行うことによって得られた知見について報告する。