2段スターリング型パルス管冷凍機の開発
-低温端設置方向が冷却性能に与える影響についての評価検討-

Development of Two-Stage Stirling Type Pulse Tube cryocooler
-Evaluation of the Influence of Cold-head Orientation on Cooling Performance-


平塚 善勝, 大塚 清見, 恒松 正二, 安田 仰, 金尾 憲一 (住重), 楢崎 勝弘 (JAXA)


Abstract:昨今、観測能力を向上させるためにセンサの大型化に伴い冷凍機の冷却能力の増加ならびに冷凍機の寿命を5年から10年に延伸することが要求されている。2段スターリング冷凍機は2段目ディスプレーサのクリアランスシールを維持して、10年寿命を担保することは厳しい課題となる。前報告では、この課題を解決するための一つの方策として、膨張器に可動部を持たないパルス管膨張器の試作器を設計製作し性能試験結果について報告した。しかし、パルス管冷凍機は、膨張器の設置方向を変更した場合、パルス管内の作動流体が自然対流による重力の影響を受け性能低下する可能性が考えられる。本報告では、2段パルス管冷凍機の低温端設置方向が冷却性能に与える影響について評価検討を行ったので報告する。