液体水素浸漬REBCO界磁モータによる航空機推進系の概念設計 ― AURORA-X

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吉川 喜次 (吉川技研)


Abstract:液体水素を燃料とする100席ブレンデッド・ウィング・ボディ機AURORA-Xの超電導推進系について報告する。8MW級の空芯同期機2基を液体水素浴(24.8K、3.0bara)に浸漬し、REBCO線材は回転子の直流界磁に置く。電機子に置くと交流損失は1基534kWに達するが、界磁配置では7.6Wとなる。燃料が冷媒を兼ねるため専用冷凍機を持たない。タンクはモータより下方にあり、ポンプを用いず運転圧で給液する。気相の圧力崩壊時は浴の保有液37kg/基が冷却を支え、加圧器が2分以内に圧力を戻す。羽田—マイアミ11,999kmを無給油で飛ぶ成立条件を示す。