LHC高輝度化アップグレード用超伝導磁石の開発(24)- 製造状況およびKEKでの性能評価試験

Development of superconducting magnets for LHC luminosity upgrade (24) - Status of production and vertical powering tests at KEK


鈴木 研人, 麻田 晴香, 菅野 未知央, 池本 由希子, 中本 建志, 岡田 竜太郎, 高橋 直人, 田中 賢一, 大畠 洋克, 小野 賢太, 荻津 透 , 岡田 尚起, 寺島 昭男 (KEK), 市原 直 (フューザック・テクノロジーズ)


Abstract:CERN LHCでは高輝度化アップグレードに向けてATLAS, CMSの2つの衝突実験近傍の最終収束磁石群のリニューアルを進めている。日本からも本アップグレードに参加しており、特にKEKでは実証機1台を含む7台のNbTi線材を用いたビーム分離超伝導双極磁石(D1磁石、MBXF)の設計及びコールドマス製造を担当している。2022年より実機製造が始まり、これまで3台の実機コールドマスのCERNへの輸送を果たした。一方本原稿の執筆時点では最終機となる6台目の磁石試験が進行中であり、これにより全実機のトレーニング性能および磁場性能が明らかとなる。本講演では国内における実機製造状況について述べるとともに、KEKで行われた冷却励磁試験の総括を行う予定である。