データ駆動型アプローチによるPLD法REBCO線材のIcならびにn値に対するプロセス条件の影響に関する検討

Data-Driven Approach to Clarify the Effect of Deposition Conditions on Ic and n-index of PLD Processed REBCO Coated Conductors


木須 隆暢, 呉 澤宇, 世良 真也 (九大); VALIKOV Roman, 中村 美幸, PETRYKIN Valery, LEE Sergey (FFJ)


Abstract:REBCO線材の材料パラメータとして、臨界電流Icと共にn値は、磁束ピンニングポテンシャルの情報を与えるなど、重要なパラメータである。我々は既報により、PLD法によるコンビナトリアルREBCO線材の高速Ic計測と機械学習の組み合わせにより、プロセス条件とIcとの関係を定量的に記述することに成功した。本研究では、さらにn値の連続計測に成功し、その結果を学習データに用いることで、Icに加えてn値へのプロセス条件の影響を明らかとした。さらに、両者を最大化するためのプロセス条件の検討を行った。
謝辞:本研究は、JST【ムーンショット型研究開発事業】【JPMJMS24A2】ならびにJSPS科研費JP24H00320の支援を受けたものである。