再生可能エネルギーの大量利用の鍵となるエネルギー貯蔵機能を有する 超伝導ケーブルの可能性(2)

Potential of Superconducting Cable with Energy Storage Function for Large-scale Introduction of Renewable Energies (2)


東川 甲平, 木須 隆暢 (九大)


Abstract:再生可能エネルギーの大量利用にはその出力変動補償が大きな鍵となり、前回の発表ではエネルギー貯蔵機能を有する超伝導ケーブルによって他の技術では困難な高速大容量の補償動作が行える可能性を示した。本発表では、マイクログリッドの電源構成から見た超伝導ケーブルへの要求仕様、超伝導ケーブルから見た超伝導線材への要求仕様について報告する。本研究は、NEDO先導研究プログラム/未踏チャレンジ2050/革新的エネルギーネットワーク基盤技術の創製」の一環として行ったものである。