ITER中心ソレノイド用超伝導撚線の導体化における撚りピッチの変化

Twist pitch variation of ITER Central Solenoid Cable during manufacturing conductor


名原 啓博, 諏訪 友音, 高橋 良和, 辺見 努, 梶谷 秀樹, 尾関 秀将, 櫻井 武尊, 井口 将秀, 布谷 嘉彦, 礒野 高明, 松井 邦浩, 小泉 徳潔, 堤 史明, 宇野 康弘, 川崎 勉, 押切 雅幸, 渋谷 和幸, 奥野 清 (原子力機構)


Abstract:ITER中心ソレノイド(CS)用超伝導導体は全量を日本が調達する。
ケーブル・イン・コンジット導体を製作する際、長さ900mの撚線をジャケット管に引き込むが、この時、撚線が回転して撚りピッチが変化する。
この回転はトロイダル磁場(TF)コイル用超伝導導体の製作時にも見られたが、CS用撚線の回転はTF用撚線とは異なった。
そこで、撚線の引き込み時に撚線先端と後端の回転をセンサで計測し、さらに導体化後の撚りピッチをX線により全長に亘って詳細に評価した。