概要 E1-7
NbTi/Nb/Cu超電導多層板のNbTi層中には、数百nm大のスラブ状Ti析出物と厚さ数nm、長さ数十nmの微細なTi析出物の2種類のピン止め点が存在し、両方が臨界電流密度Jcに寄与していること、及び、Jcの圧延方向、磁場方向依存性がTi析出物の形状異方性から説明できることを考察した。