概要 D1-16
織物ガラス-エポキシ積層材料G-10CRのショートビーム試験片を用い、ASTM E2344-84規格に準拠して室温、77K、4Kにおける層間せん断試験を行った。また、見掛けの層間せん断強度を求め、試験温度及び試験片形状の影響を解明した。さらに、G-10CRの有効弾性定数を繊維、母材の実測値と織物構造を考慮した RVE法を用いて求め、実験に対応する三次元有限要素解析を行って、実験結果の妥当性に関する理論的検討を加えた。