概要 E1-28
高出力・低汚染型プラズマ溶射ガンにより厚み15〜150μmのBi2Sr2CaCu2Ox膜を作製し,膜厚及び熱処理条件が超伝導特性に及ぼす影響について調べた。その結果,部分溶融状態(部分溶融温度890K)から徐冷熱処理を行った厚み15μmの膜は,2212相の結晶が基板に平行して積層し,また,64KでのJcも7,200 A/cm2と高く,配向化がかなり進んだ膜であることが分かった。