概要 D1-18
極低温での高分子系複合材料は、室温からの温度降下による材料間の熱収縮差が材料界面に発生し、これによる熱応力が界面剥離・界面強度低下の一因となる。そこで、エポキシ樹脂-高分子材料の界面強度向上のためにECRプラズマを用いて表面改質を行った結果、強度の向上が確認された。強度の結果に加えてFT-IRにより推定されたメカニズムについても報告する。