概要 E2-14
E-j特性を利用した酸化物超伝導体の2次元電磁界解析コードを作成した。解析 方法としては電流ベクトルポテンシャルTと磁位Wを未知数とした有限要素法を 用いた。次に、このコードにE-j特性の異方性を持たせ、テープ導体の電磁界 分布を解析的に求めたところ、電流密度分布に偏りが見られた。     さらに、実際にSQUID磁化計によりテープ導体の磁化測定実験を行い、 その結果を使って解析を行うことによって、酸化物超伝導体の異方性を考慮した E-j特性の推定を試みた。