B1-6
MRI・NMR、磁気浮上列車などに酸化物超電導を応用するためには、永久電流運転が必須となる。また、小型軽量やメンテナンスの簡便さから、近年超電導コイルを冷凍機で冷却することが望まれている。これらの応用に対して、基礎的なコイル特性を調べるために掲題のマグネットを開発した。本講演では、システムの概要および永久電流特性を述べるとともに、E−J特性やフラックスクリープなど酸化物超電導コイルの諸特性について考察する。