1kA級交流コイルの開発(1)導体の開発

 交流電力機器用超電導導体には数kA級の通電容量が必要とされる。しかし交流用大容量撚線導体ではしばしば電流通電特性に劣化が観察される。今回、素線、サブケ-ブル、および1kA級導体を用いて交流コイルを作製し、交流通電試験により通電特性の調査を行った。本報告では大容量導体の構造および製作について報告する。