財団法人国際超電導産業技術研究センターが主催する「超電導電力貯蔵システム要素技術開発調査」の中で極低温機械式永久電流スイッチの研究開発を行っている。接点材料としてNbTi/Cu複合多心材を採用し、機械式接点による通電実験を実施した。接点表面処理として銀めっきを施したものと、めっきなしのものとを比較した。その結果、銀めっき接点は通電容量が大きいが接点抵抗が高く、めっきなし接点は接点抵抗が低いが通電容量が小さかった。また、通電容量と接点抵抗の接点荷重依存性を測定した。