第III期VAMAS国際共同研究における極低温構造材料評価技術の標準化活動

 極低温における構造材料の特性評価技術の標準化の国際的共通基盤の確立及び既存試験法の適用範囲の拡張を図ることを目的とし、VAMAS第17技術作業部会において、合金鋼の引張試験及び破壊靭性試験、複合材料(G-10CR)の圧縮・せん断試験国際ラウンドロビンテスト(RRT)を実施してきた。今回の報告では、第II期VAMASで実施してきたハンダ合金及びGFRPのRRTの最終結果について報告し、現状の極低温試験における問題点を明らかにするとともに、第III期VAMASにおいて実施する内容について紹介する。