重イオン照射用X線回折クライオスタットの開発(II)

 極低温でタンデム加速器による重イオン照射した試料を、低温のままで長距輸 送後、X線測定ができるクライオスタットを開発した。前回はその構造と冷却システムを中心に報告したが、今回は冷却特性、クライオスタットのシュラウドとX線透過窓に用いたCFRPのX線特性、極低温照射した試料のX線回折などの結果について報告する。