ITER CSモデル・コイル用46kA級ジョイントの交流損失測定結果
-拝み合わせ型-

 国際熱核融合実験炉(ITER)中心ソレノイド(CS)モデル・コイルの導体接続用として開発した拝み合わせ(ラップ)型ジョイントの46kA実寸導体を用いたサンプルのACロスを、熱量法と磁化法にて、測定した。また、ジョイントを分解して、パ−ツ毎にも測定し、各パ−ツの総和が、組立サンプルとほぼ一致したので、パ−ツ間のカップリングはないと考えられる。測定されたロスは、他の同様なサンプルより大きい値であったので、この結果をもとに、設計を少し変更する予定である。