希土類123系高温超電導層の035/211拡散対による合成

 拡散法によれば、比較的短時間の熱処理により200μm程度の厚く均質な希土類系高温超電導層を生成することができ、Gd系では最高96Kのoffseet Tcが得られた。Sm系及びNd系の場合では123層の他に224層も生成されるが、異なる酸素分圧雰囲気中で拡散処理を行った場合の組織の変化について検討した。