超伝導高勾配磁気分離システムを用いた2000トン級製紙廃水処理システムの開発
Development of Superconducting High Gradient Magnetic Separation System for Purification of Waste Water with 2000t/day from Paper Manufacturing Factory
A大阪大学大学院工学研究科,B二葉商事(株)
Graduate School of Engineering, Osaka Univ.
西嶋 茂宏A,武田 真一A,福西 達男B
stakeda*nucl.eng.osaka-u.ac.jp

Abstract : 再生紙工場から排出される廃水処理のため、超伝導磁石を用いた高勾配磁気分離システムを開発した。COD値が150-200ppmの廃水を処理速度2000t/日で高速高度処理できるシステムの開発に成功した。実験として製紙工場のライン中に直接システムを設置し、約半年の実地検証実験を行った。講演では、システムの構成並びに得られた結果について報告する。
Keyword(s) : 高勾配磁気分離,超伝導磁石,担磁,磁性粒子,製紙排水,高速高度処理