超電導並列導体における交流損失(11)

AC Losses in Parallel Conductors (11)


九州大学A、富士電機B、住友電工C
@松田弘毅A、松原祐也A、柁川一弘A、岩熊成卓A、船木和夫A、今野雅行B、能瀬眞一B、上山宗譜C、林和彦C、佐藤謙一C


  我々は大電流容量酸化物超電導導体の構成法として、転位並列導体が最適であると考え、その電磁現象について考察を行っている。以前まではNbTiの線材を用いた並列導体の交流損失の実験結果の報告をしてきたが、今回はBi2223により構成された2本並列導体の交流損失を測定し、理論解析との比較を行った。