低温工学協会褒賞選考委員会内規
- 賞及び副賞賞金について
- 論文賞について
- 奨励賞について
- 業績賞について
- 功績賞について
- 発表賞について
- 選考方法
- 選考委員
- 表彰時期
- 受賞者なし
- 特別賞
1988年9月16日制定
2009年4月30日改正
1.賞及び副賞賞金について
(1)賞及び副賞賞金は当面協会褒賞基金の年度利子をあてる事とし,副賞賞金は,論文賞,奨励賞,業績賞,功績賞各3万円程度とする。発表賞には原則として賞金は付加しないものとする。
(2)論文賞受賞論文の著者が複数の場合,共著者を含む全員に賞状を授与する。ただし,メダルは原則として代表者1名に授与するものとする。
(3)受賞者の表彰,あるいは褒賞に関する公示,発表を行うに際しては,協会褒賞基金の構成,由来等について文書をもって明示し,受賞者並びに会員に周知せしめることとする。
2.論文賞について
(1)前年及び前々年の「低温工学」掲載の論文中,最優秀論文(研究,ノート,CRYOGENICS誌原著の翻訳論文を含む)の著者に論文賞を贈るが,筆頭者が正会員で無い場合は,この論文は対象外とする。
筆頭者がその研究の主担当者であるかどうかについて疑問のある場合は著者に問い合わせるものとする。
(2)論文評価の基準としては,研究の大小(プロジェクト規模等)にあまり重点を置かず,研究対象の低温工学における位置付け,意義を重視するものとする。研究内容の新規性,独創性,あるいは結論の重要性,波及性(一般性)等は当然評価の重要な尺度であるが,同時に論文としてのまとまり方,書き方にも厳しい評価を行うものとする。
前年と前々年では,前年の論文を重視する。
3.奨励賞について
(1)奨励賞受賞者が同時に論文賞受賞者であっても差し支えないものとする。
(2)一般会員からの候補者の自発的推薦はなかなか期待し難いのが通例であり,褒賞選考委員は,会員に予め推薦を依頼することができる。
選考委員が推薦者となることは,審議の公正を期す上で,望ましくない。
(3)奨励賞受賞者は本学会を主な研究発表の場としていることが望ましいが,今後の活躍が期待できるものにおいてはその限りではない。例えば,重要な発明,発見を行い,その発展,応用を本会を中心に展開しようとするものは,本会歴が短くとも,充分に候補者となりうる。
4.業績賞について
(1)業績賞受賞者が同時に論文賞受賞者であっても差し支えないものとする。
(2)褒賞選考委員は,会員に予め推薦を依頼することができる。
(3)受賞者が団体の場合,その代表者は5名以内とする。
5.功績賞について
(1)過去に論文賞,業績賞を授賞した者も功績賞の対象者とすることができる。
(2)褒賞選考委員は,会員に予め推薦を依頼することができる。
6.発表賞について
(1)発表賞の対象となるのは講演申し込み時に登録した者に限る。
(2)発表賞受賞者が同時に論文賞受賞者又は奨励賞受賞者であっても差し支えないものとする。
(3)発表賞推薦委員会から,推薦された受賞候補者については,受賞の有資格者であることを確認して受賞候補者として決定する。
7.選考方法 次の手順による。
7.1 論文賞(1)委員長は全委員に対象論文リストを提示し,4段階評価を付した4編連記の予備投票を各委員に求める。例えば,持ち点10点,1編への最大配点を4点,等。締切は委員長が選考委員会開催日を考慮して定める。
(2)委員長は,予備投票結果を整理した上で,選考委員会を招集する(2月中旬)。委員会は在籍委員数の過半数を以て成立するものとする。委員会審議において,選考委員は自己の関係する(連名)論文の審議あるいは票決には加わらないものとする。
(3)最終選考は全員一致が望ましいが,止むを得ない場合は,出席者の3分の2以上の賛成をもって最終結果とする。
7.2 奨励賞,業績賞並びに功績賞(1)委員長は推薦書受理にあたって,推薦書及び添付資料を点検し,不備のあるものについては,推薦者に訂正,追加を請求する。
(2)委員長は全委員に推薦書及び添付書を提示し,順位及び3段階評価(強く押したい,推薦できる,相応しくない)を付した予備投票を求める。締切は,委員長が選考委員会開催日を考慮して定める。
(3)委員長は,予備投票結果を整理した上で,選考委員会を招集する(2月中旬)。委員会は在籍委員数の過半数を以て成立するものとする。
(4)最終選考は全員一致が望ましいが,止むを得ない場合は,出席者の3分の2以上の賛成をもって最終結果とする。
7.3 発表賞発表賞の選考方法は別に定める「低温工学協会発表賞推薦委員会内規」による。
7.4 本内規に示す選考手順は,あくまでも手順の目安を示すものであり,各年度選考委員会が各年度特有の条件を判断し,独自の手順を踏むことを妨げない。各年度の選考基準を活かし,本内規に加筆,訂正を行い,後年度の参考にする事が望ましい。8.選考委員
8.1 任期 選考委員の任期は2カ年であるが,受賞基準の安定性の観点から,3期以上の継続再任が望ましい。但し,5期以上の継続はむしろ好ましくない。従って,2期4年毎に半数改選の慣例が定着するよう配慮していきたい。
なお,役職により,委嘱された委員(学会長,編集委員長)についてはこの限りではない。
8.2 出席義務 委員会出席は委員の重要な義務であり,万障繰り合わせて出席することが望まれる。このため,委員長は出来るだけ早い時期に開催日を決定し,全委員に連絡する事とする。
8.3 旅費 上記義務を遂行するために,選考委員会開催に必要な委員旅費は,原則として一般会計より支出するものとする。但し,当分の間,民間企業に所属する委員については除外する。
9.表彰時期
表彰は通常総会時に行うことを原則(低温工学協会褒賞規程第13条)とする。春季学会開催中にその会場あるいは近傍の会場で総会が開催される場合には,通常総会議事に引き続いて授賞式を行う事とする。但し,通常総会が学会と独立に開催される場合には,学会期間中に学会会場において授賞式を開催することが望ましい。なお,論文賞受賞者の受賞講演は,原則として秋季学会に行う。
10.受賞者なし
表彰すべき適当な候補者がない時,その年度は表彰を行わない。その際,その年度の基金利子はそのまま基金に積み上げ,次年度以降の副賞金額には大きな変更を加えないものとする。11.特別賞
○周年記念賞等の特別賞は,その都度,理事会において発議,決定されるものとし,選考委員会は,規程に定める論文賞,奨励賞,業績賞,功績賞,発表賞の選考のみに当たり,特別賞等の発議権はないものとする。付則(2003年2月14日)
1.協会褒賞基金は以下により構成される。(1) 大山基金:故大山義年初代会長のご功績を記念しての募金によるもの。
(2) 大島基金:故大島恵一会長のご遺族からの寄付によるもの。
(3) 門奈基金:故門奈五兵顧問のご遺族からの寄付によるもの。
(4) 前田基金:前田 弘氏からの本多記念賞副賞賞金ご寄付によるもの。
